Add to ORKG東京西南部を流れ多摩川にそそぐ野川に対して，有機汚濁に関する調査・研究を行なった．その結果 1)全長18㎞の小河川である野川がBODにして約5ton/dayという大きな自浄能力を有すること，2)流下時間が約10時間と比較的短い河川においても栄養塩(N，P類)の存在が有機汚濁に対して非常に大きな働きをしていること，3)台風による増水で付着性藻類が洗い流され，生物相が一変した野川が約3カ月でもとの状態に復することなどが解った
情報処理機械―人間系において，高速で変更できる直視イメージを媒介として情報伝達を行なう装置がディスプレイ装置である．高速ディスプレイの中にも字の表示中心のキャラクタ・ディスプレイから図形，文字など広範...
酸化チタンTiO2は種々特異な物性をもち,学術上にも工業的応用の面でも魅惑的なものが多い.われわれはその物性と応用研究に従事しているが物性によってくる微視的構造を捕えることを念願としている.ここでは主...
実際の市街地に建設予定の高層建物と中層建物からなる建物群周辺や高層階バルコニー内の気流解析にκ-ε型2方程式モデルを適用した結果について報告する｡本報で示すように、数値シミュレーション手法は、建物群周...
都市における風環境の問題を、予測・評価・対策等の各視点から概説する。特に、風速の出現頻度に基づく風環境の評価尺度を提案するとともに、これを用いた評価方法を示し、東京の代表的ないくつかの市街地を対象にし...
逆相液体クロマトグラフィーは最も重要な分離技術の一つとして利用されており，その分離機構に関する基礎的研究も活発に行われている．本報では，逆相液体クロマト分離系での①保持挙動(吸着平衡)，② ピーク幅の...
本稿は, 渋滞対策として注目されている時間平滑化に関する基礎理論, すなわち道路交通における出発時刻選択に関するこれまでの理論的な成果を解説するものである. まず, 明確な時間的な制約のある通勤交通を...
逆相液体クロマトグラフィーは現在，混合試料の分離分析だけではなく，目的物質の分離精製法としても適用されており，クロマト分離の目的や条件が異なる条件下において幅広く利用されている．また均一溶離法だけでは...
気体分離の分野において, 大容量のPSA装置の開発が望まれている. しかし, 従来からのPSA装置による大容量処理は困難であり, 吸脱着サイクルの高速化のみが, 飛躍的な処理容量の向上が可能である. ...
これまでの2回に亘る論説において著者が考えた”剛体-バネモデル”の概要とその数学的基礎について述べ、本来このモデルは極限解析専用モデルとして使用すべきであることを論じた。ところで、このモデルによる固体...
海底トンネル用の大規模換気塔周辺の気流性状および排気拡散性状に関して, 縮尺1/300の模型を用いた風洞実験による検討を行った. 実験は2段階に分けて実施された. 第一段階では三種類の排気口設置位置案...
小さな模型地盤内で実物大に相当する応力状態を再現するために, 模型に遠心加速度を作用させることにより自重を増加させた状態で実験を行う遠心力載荷実験が, 地盤工学の分野で近年盛んに利用されるようになって...
いわゆる含浸強化の手法により多孔性材料とプラスチックを一体化して一つの新しい複合材料を得ようとする試みは決して新しいものでなく，すでに木材を基材としたWPCなどが開発されているが，この数年来コンクリー...
閉鎖空間内の温熱環境を詳細に、かつ総合的に予測するには流れ場、放射場を達成させた数億シミュレーションを行うことが必要となる。居室を対象として、壁面対流熱伝達壁関数型の境界条件を用い、流れ場、放射場を達...
有機化合物の塩素化反応に際して副生する塩化水素ガスの精製法として,活性炭吸着法は有効と考えられる.ここではトリクレンおよび塩化アリルの除去に関連して,3種の活性炭に対する吸着平衡を測定した結果を説明し...
高速キャンパスネットワ‐クの運用技術／磁気トラップされたボース・アインシュタイン凝縮体の崩壊／波長可変サブ10フェムト秒光パルスの発生／高速で回転する金星の大気／「分子の指紋Jを求めて／細胞内共生細菌...
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