近地地震波動は一般に極めて複雑であつて,その任意の部分の波としての性質を明らかにするには,これまでの走時解析を用いる位相的な立場からの研究だけでは不充分だと思われる.この論文では,前に著者の一人が微動の解析に用いた方法,即わち波動を時間的にフーリエ分解し,分解された成分波について空間相関をしらべるという方法を,近地地震波に応用した.地震波の記録には,宮村・辻浦の極超短波無線地震計RTSIIを用い,3cpsの上下動地震計3台を鎌倉高校の裏庭に設置した.地震波形は無線によつて油壺に送られ,そこで2-trackのテープレコーダ一に記録された.解析は研究室においてデカトロン相関器と位相口波器を用いて行われた
用近震源波形资料拟合反演地震的震源破裂过程,所包含的一些不确定因素将对反演结果的精度及可靠性产生影响.文中的数值实验分析了所假定的反演断层模型参数的某些不确定性对反演结果的影响程度,并对观测波形的截取...
彙報第13號第2冊に於て,地表層がある場合の上下層の彈性が著しく異なる場合のRayleigh波に二種類あることを指摘しておいたが,上下層の憚性比がそれ程違はね場合にも二種類あるかどうかを吟味して見たの...
爆破地震動研究グループにおいては,現在までに,自力発破2回を含め13回の観測を行つた.グループの観測の主眼は地下構造の推定にあり,このため解析には原則として初湯の定時のみをとりあつかつていた.この論文...
この研究は,表題はちがうが,著者らによる既報「近地地震波動のスペクトル的研究(1)」の続報である.表題をかえた理由は,スペクトル的研究ということばが,地震波の時間的スペクトルのみの研究という意味に誤解...
リヒターや河角によつて定義されたマグニチュードは地震の規模を表現するためにははなはだ便利な量である.このマグニチュードも終局的には地震波のエネルギーと関連を持つことにその意味があるのであるから,マグニ...
将来の大地震に対する強震動予測の際には, 地震の相似性が仮定されることが多い. 地震の相似性が成立しているとすると, 短周期震源スペクトル強度は地震モーメントの1/3乗に比例することが期待される. 鳥...
造成地盤は地震に弱いとされている.そこで,東京都多摩ニュ一タウンに実験地をえらび,造成地盤内での地震波の挙動を解明すべく調査を実施した.まず,造成地に3本のボーリングを実施して,PS検層を行ない,地盤...
The frequency spectra of body waves from near and distant earthquakes are investigated by the use of...
前論文において,地震動の周期と振幅の関係について,次の関係式を得た.即ち,Am・s=53Tm2.56m,(1)2πA/T(≡V)=一定(2)ここに,Aは振幅,Tは周期,Vは速度,Am・sは震央距離10...
前論文において,地震動スペクトルに関する実験式を,日本とアメリカ合衆国について,別々に求め,それらを,それぞれの国の代表的な破壊的地震にあてはめて最大加速度を計算し,それらの値が,実際に記録された値と...
地殻に斷層面があつてその面に摩擦抵抗があるときには,その面の兩側の地殻が完全な彈性體であつくも,地震波の勢力の一部分がこの面で吸収される事を確めたのである.而も最もよく吸収されるのは摩擦抵抗の係數が中...
震央距離10度附近に地震固體波の蔭が出來る事の説明を與へるために,ある深さの地層で波の屈折角が限界になるといふ考方と同じ深さで固體の粘性が少しく高くなるといふ考方との兩方を試みてみた.表面で一度も反射...
本研究ではアレー観測された8つの地震に対して地表面近傍での地震波動の3次元的伝播方向を推定した,地表および地中の多地点での水平2方向および鉛直方向の3成分の地震記録を用いて,基準入カー出力最小化(NI...
地形是影响实际地震记录的一个重要因素,理论计算已证明地形影响地震波的走时、能量、震相、波形等特征,同时地形也是产生尾波信号的重要原因.复杂且具有多尺度成分的地形对地震波传播的影响不仅与地震信号的频率有...
前回の研究結果で,地震動による構造物振動が,構造物内での波動の重複反射の現象にほかならないことと,構造物の振動減衰性は,その内部では無視できるぐらい小さくて,ほとんどの部分が,基礎と土地との境界面で起...
用近震源波形资料拟合反演地震的震源破裂过程,所包含的一些不确定因素将对反演结果的精度及可靠性产生影响.文中的数值实验分析了所假定的反演断层模型参数的某些不确定性对反演结果的影响程度,并对观测波形的截取...
彙報第13號第2冊に於て,地表層がある場合の上下層の彈性が著しく異なる場合のRayleigh波に二種類あることを指摘しておいたが,上下層の憚性比がそれ程違はね場合にも二種類あるかどうかを吟味して見たの...
爆破地震動研究グループにおいては,現在までに,自力発破2回を含め13回の観測を行つた.グループの観測の主眼は地下構造の推定にあり,このため解析には原則として初湯の定時のみをとりあつかつていた.この論文...
この研究は,表題はちがうが,著者らによる既報「近地地震波動のスペクトル的研究(1)」の続報である.表題をかえた理由は,スペクトル的研究ということばが,地震波の時間的スペクトルのみの研究という意味に誤解...
リヒターや河角によつて定義されたマグニチュードは地震の規模を表現するためにははなはだ便利な量である.このマグニチュードも終局的には地震波のエネルギーと関連を持つことにその意味があるのであるから,マグニ...
将来の大地震に対する強震動予測の際には, 地震の相似性が仮定されることが多い. 地震の相似性が成立しているとすると, 短周期震源スペクトル強度は地震モーメントの1/3乗に比例することが期待される. 鳥...
造成地盤は地震に弱いとされている.そこで,東京都多摩ニュ一タウンに実験地をえらび,造成地盤内での地震波の挙動を解明すべく調査を実施した.まず,造成地に3本のボーリングを実施して,PS検層を行ない,地盤...
The frequency spectra of body waves from near and distant earthquakes are investigated by the use of...
前論文において,地震動の周期と振幅の関係について,次の関係式を得た.即ち,Am・s=53Tm2.56m,(1)2πA/T(≡V)=一定(2)ここに,Aは振幅,Tは周期,Vは速度,Am・sは震央距離10...
前論文において,地震動スペクトルに関する実験式を,日本とアメリカ合衆国について,別々に求め,それらを,それぞれの国の代表的な破壊的地震にあてはめて最大加速度を計算し,それらの値が,実際に記録された値と...
地殻に斷層面があつてその面に摩擦抵抗があるときには,その面の兩側の地殻が完全な彈性體であつくも,地震波の勢力の一部分がこの面で吸収される事を確めたのである.而も最もよく吸収されるのは摩擦抵抗の係數が中...
震央距離10度附近に地震固體波の蔭が出來る事の説明を與へるために,ある深さの地層で波の屈折角が限界になるといふ考方と同じ深さで固體の粘性が少しく高くなるといふ考方との兩方を試みてみた.表面で一度も反射...
本研究ではアレー観測された8つの地震に対して地表面近傍での地震波動の3次元的伝播方向を推定した,地表および地中の多地点での水平2方向および鉛直方向の3成分の地震記録を用いて,基準入カー出力最小化(NI...
地形是影响实际地震记录的一个重要因素,理论计算已证明地形影响地震波的走时、能量、震相、波形等特征,同时地形也是产生尾波信号的重要原因.复杂且具有多尺度成分的地形对地震波传播的影响不仅与地震信号的频率有...
前回の研究結果で,地震動による構造物振動が,構造物内での波動の重複反射の現象にほかならないことと,構造物の振動減衰性は,その内部では無視できるぐらい小さくて,ほとんどの部分が,基礎と土地との境界面で起...
用近震源波形资料拟合反演地震的震源破裂过程,所包含的一些不确定因素将对反演结果的精度及可靠性产生影响.文中的数值实验分析了所假定的反演断层模型参数的某些不确定性对反演结果的影响程度,并对观测波形的截取...
彙報第13號第2冊に於て,地表層がある場合の上下層の彈性が著しく異なる場合のRayleigh波に二種類あることを指摘しておいたが,上下層の憚性比がそれ程違はね場合にも二種類あるかどうかを吟味して見たの...
爆破地震動研究グループにおいては,現在までに,自力発破2回を含め13回の観測を行つた.グループの観測の主眼は地下構造の推定にあり,このため解析には原則として初湯の定時のみをとりあつかつていた.この論文...