筋違が家屋の耐震上に特に効果のある事はあまりにもよく知られてをる.しかし如何なる程度の寸法のものが必要かといふ段になると必しもわかり切つた問題でないのである.然るに筋違に關する耐震の理論は今迄不思議に殆ど誰によつても研究されてをらぬやうである.以上の點からこの問題を一度充分に而も理論的にしらべて見る事にしたのである.但しこの論文はそのいとぐちに過ぎないのであつて,種々の場合又は一般的の本論は著者の一人によつて近いうちに報告できる積りである.この論文からわかつた要點を述べると次の如くてでる
本稿は、中古日本語におけるテハベリキ形について、タリキ形・キ形との用法の違いを概観したものである。そのために、まず、先行研究を検討しながら、テハベリキ形がどのような意味を表す可能性があるのかを考察した...
日本式の御殿風の家や旅館等では壁をなるべく用ひない方が望ましい.古い家屋に用ひられた大黑柱の考を今少しく活用する道はないものかと,この研究を試みたのである.數理的計算を試みたところが,家屋の斜の方向の...
長崎大学教育学部紀要:人文科学 通巻 第88号(Bulletin of Faculty of Education Nagasaki University: Humanities, Vol.88
筋違か耐震上に効果があるのに拘らず,その正しい理論がない以上は筋違の寸法が決定できにくい事をこの前の序報で述べ,ついでにその簡單な場合の理論を示して置いた.しかしそれは極く特殊の場合だけであつたから,...
前囘の報告では構造に震動逸散性のある場合の筋違の耐震効果の理論を述べたが,今囘は構造内部の減衰力例へば固體粘性のある場合のそれを研究した.研究の結果によれば,構造内部の減衰力があるときには筋違は構造物...
筋違の耐震効果について述べた之迄の議論は單に耐震の剛度に關してであつた.たとひ如何に高い自己振動數を持つ構造でも共振狀態になると單に剛度といふ考方では不滿足になる.即ち共振に於ける振動振幅が如何になる...
筋違の耐震効果の理論を確めるために,簡單な模型を振動臺の上に載せて振動試驗を試みた.模型の性質上,減衰力は構造内部のそれのやうである.實驗から出した共振曲線と數學的に出した共振曲線とを比較したのである...
本項は我が国の伝統木造建築物に見られる特徴を技術的観点から論じたものである。まず、「伝統構法」の架構技術に依存した発達と形態の変遷についてその特徴を明らかとし、続いて嵌合接合部の技術に関して、めり込み...
The 10th Earthquake Engineering Symposium proceedings 1998平鋼(極軟鋼を使用)を角形鋼管で座屈補剛した平鋼ブレースの制震部材としての性能を把握...
北海道大学日本語スタンダーズ(以下、スタンダーズ)は、日本人と留学生の共修科目である「多文化交流科目」が日本語コースの上に配置される。そこに到達するために、初級(1-4レベル)、中級(1-3レベル)、...
本文企圖由社會氛圍與建築空間產生明顯轉變的日治時期1920~1930年代著手,透過擔任總督府營繕課長與台灣建築會會長的井手薰為引線,針對他所主導的三棟官方公共建築:建功神社、台灣教育會館和台北公會堂,...
日本人約500人の歯列模型および遊離歯150本の資料にもとづいて下顎各大臼歯におけるProtostylidの出現率ならびに発達度を調査するとともに, この形象の出現に関する左右同名大臼歯間の相互関係お...
個人情報保護のため削除部分あり国分寺の造営にあたっては、中央政府が積極的に技術的援助を行ったとされ、各国国分寺で出土する平城京と同文の瓦はその証左であるとされてきた。本稿で扱う東海地方の四つの国につい...
本稿は、九州における百姓名体制、ことに均等名体制の構造と性格を、たんに在家の進化の問題としてではなく、それぞれの政治的条件のなかで総合的に理解しようとしたものである。したがってその素材には断片的史料を...
明治建築,あるいは明治洋風建築が時代の脚光を浴びている.一つは明治百年という懐古や反省の対象として,一つは急速に進行する都市化に抗しきれずに取りこわされてゆく文化財の消滅を惜しむ立場からである.それぞ...
本稿は、中古日本語におけるテハベリキ形について、タリキ形・キ形との用法の違いを概観したものである。そのために、まず、先行研究を検討しながら、テハベリキ形がどのような意味を表す可能性があるのかを考察した...
日本式の御殿風の家や旅館等では壁をなるべく用ひない方が望ましい.古い家屋に用ひられた大黑柱の考を今少しく活用する道はないものかと,この研究を試みたのである.數理的計算を試みたところが,家屋の斜の方向の...
長崎大学教育学部紀要:人文科学 通巻 第88号(Bulletin of Faculty of Education Nagasaki University: Humanities, Vol.88
筋違か耐震上に効果があるのに拘らず,その正しい理論がない以上は筋違の寸法が決定できにくい事をこの前の序報で述べ,ついでにその簡單な場合の理論を示して置いた.しかしそれは極く特殊の場合だけであつたから,...
前囘の報告では構造に震動逸散性のある場合の筋違の耐震効果の理論を述べたが,今囘は構造内部の減衰力例へば固體粘性のある場合のそれを研究した.研究の結果によれば,構造内部の減衰力があるときには筋違は構造物...
筋違の耐震効果について述べた之迄の議論は單に耐震の剛度に關してであつた.たとひ如何に高い自己振動數を持つ構造でも共振狀態になると單に剛度といふ考方では不滿足になる.即ち共振に於ける振動振幅が如何になる...
筋違の耐震効果の理論を確めるために,簡單な模型を振動臺の上に載せて振動試驗を試みた.模型の性質上,減衰力は構造内部のそれのやうである.實驗から出した共振曲線と數學的に出した共振曲線とを比較したのである...
本項は我が国の伝統木造建築物に見られる特徴を技術的観点から論じたものである。まず、「伝統構法」の架構技術に依存した発達と形態の変遷についてその特徴を明らかとし、続いて嵌合接合部の技術に関して、めり込み...
The 10th Earthquake Engineering Symposium proceedings 1998平鋼(極軟鋼を使用)を角形鋼管で座屈補剛した平鋼ブレースの制震部材としての性能を把握...
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明治建築,あるいは明治洋風建築が時代の脚光を浴びている.一つは明治百年という懐古や反省の対象として,一つは急速に進行する都市化に抗しきれずに取りこわされてゆく文化財の消滅を惜しむ立場からである.それぞ...
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長崎大学教育学部紀要:人文科学 通巻 第88号(Bulletin of Faculty of Education Nagasaki University: Humanities, Vol.88