地表層が一つあつてこの静の彈性を下層の彈性との比が1/2乃至1/5位の場合のレーレー波の分散問題は,我々の一人が7~8年前に研究した事がある.最近我々は上述の比が1/20,I/∞の場合を委しくしらべ,且つ1/5の場合をも再び吟昧してみたのである.地表層が一つある場合にレーレー波の分散曲線は一つしかないと最近まで信じられてをつたのであるが,只今の計算によると別の分散曲線の存在することがわかつた.第2圖のAB曲線は以前に出したものであるが,CDは茲に新しく見出された別の分散曲線を示す.彈性の比が増加するとABとCDとは接近して行き,彈性比が1/20になると第3圖の如くなり,且つOとO'とに各曲線の傾斜の不運續點が生ずるやうになる.彈性比が1/∞になるとAB曲線のAOの部分とCD曲線のO'Dとが結びつき,叉CD曲線のCO'とAB曲線のOBとが連なり,結局第4圖に示すやうに新しく作られたAOD曲線とCOB曲線とが夫々連續性の曲線となるのである
十年程前にレーレー型波が地殼の内部層に傳播し得る事を述べた.今囘はその傳播についての正確なる條件を研究して見たのである.研究結果の要點は次の如くである.(1) 波動の速度は内部層の橫波と外部層の橫波と...
对于在Rayleigh波勘探中经常提取到的多模式频散曲线,如何在理论上对其特征进行描述是一个很有意义的问题.本文根据Rayeigh波频散方程中传递矩阵具有的高频近似特征,提出了传递矩阵的高频近似分解公...
弾性表面波が地表上を伝はる理論は、1887年レーレー卿によつて提出されたが、其は波が一方向にのみ伝播する場合であった。其後1904年力学の大家ラム氏が応力函数を用ひて波が二次元に拡がる場合を研究し、而...
以前の報告で,地表層の彈性が下層のそれに比して著しく弱くなるとそれに傳はるレーレー波の分散曲線に不連續性が現はれる事を述べて置いた(之は實は双曲線の極限が漸辺直線になることと多少analogousであ...
目前,对瑞雷面波的正反演理论、基阶频散特征的应用研究等都是基于水平层状介质.但实际地层大多为横向不均匀的复杂介质,如城市地铁隧道、地下停车场等城市地下空间.近几年多道面波分析(MASW)技术在国内外已...
この前の機會に著者の一人が半無限固體の内部にある二重原から出る波動によつてレーレー波が誘發される問題を論じて見たが、この論文はその繼續とも見るべきものであつて、こゝには内部の原點が多重點である場合の計...
著者はかつて濱田から新發田に到る水準線路の變形を論じて約80km.の波長を有する隆起沈降の波の様なものがある事を指摘した.しかしこの變形が二次元的には如何なるものであるかは解らなかつた.共後宮部理學士...
半無限彈性體に表面層がある場合に於けるレーリー波の傅播に就ては巣で既にブロムウィッチ,ラプ等により論ぜちれ最近には妹澤博士によりて詳しく研究せられた.筆者は妹澤博士によるレーリー波の分散の結果を用ひて...
表面層に伝はるレーレー型波に就ては種々の場合の計算が著者のー人に依て試みてある。又ラム教授は十年程前に板に伝はる短波長の弾性波の計算を行ひ、次に数年前にはストーンレー氏が弾性体の内部層に伝はるラブ型波...
この論文は半無限體の内部の断層面が辷る場合や切離される場合に出るレーレー波を研究する事を目的としたものである。内部に幾何學的の點があつて之れから出る波動を研究する方が寧ろ學理的であり又普遍性もある筈で...
レイリー波の位相速度の分散の様子から地下構造を推定する試みは数多くなされて来たが,数十kmのスケールで観測点を配置し,自然地震の表面波を観測して地下構造を推定する試みは,従来あまりなされて来なかった....
Group velocity of Rayleigh waves was investigated along more than 200 paths over the vast area inclu...
Group velocity of Rayleigh waves was investigated along more than 200 paths over the vast area inclu...
波長が特に大きくない場合の近似式として,不均質媒質でλ,μ及びρが連続的に且つゆるやかに変る場合のRayleigh波の分散式を求め,次にLove波とRayleigh波の分散曲線の間の関係をしらべた.こ...
長周期表面波を解析して,地震の震源に関する情報を求める試みはいくつか行われている.これらの解析は,結局,現存の表面波発生理論が半無限平面に関するものであるので,それと比べることができるように,実際の記...
十年程前にレーレー型波が地殼の内部層に傳播し得る事を述べた.今囘はその傳播についての正確なる條件を研究して見たのである.研究結果の要點は次の如くである.(1) 波動の速度は内部層の橫波と外部層の橫波と...
对于在Rayleigh波勘探中经常提取到的多模式频散曲线,如何在理论上对其特征进行描述是一个很有意义的问题.本文根据Rayeigh波频散方程中传递矩阵具有的高频近似特征,提出了传递矩阵的高频近似分解公...
弾性表面波が地表上を伝はる理論は、1887年レーレー卿によつて提出されたが、其は波が一方向にのみ伝播する場合であった。其後1904年力学の大家ラム氏が応力函数を用ひて波が二次元に拡がる場合を研究し、而...
以前の報告で,地表層の彈性が下層のそれに比して著しく弱くなるとそれに傳はるレーレー波の分散曲線に不連續性が現はれる事を述べて置いた(之は實は双曲線の極限が漸辺直線になることと多少analogousであ...
目前,对瑞雷面波的正反演理论、基阶频散特征的应用研究等都是基于水平层状介质.但实际地层大多为横向不均匀的复杂介质,如城市地铁隧道、地下停车场等城市地下空间.近几年多道面波分析(MASW)技术在国内外已...
この前の機會に著者の一人が半無限固體の内部にある二重原から出る波動によつてレーレー波が誘發される問題を論じて見たが、この論文はその繼續とも見るべきものであつて、こゝには内部の原點が多重點である場合の計...
著者はかつて濱田から新發田に到る水準線路の變形を論じて約80km.の波長を有する隆起沈降の波の様なものがある事を指摘した.しかしこの變形が二次元的には如何なるものであるかは解らなかつた.共後宮部理學士...
半無限彈性體に表面層がある場合に於けるレーリー波の傅播に就ては巣で既にブロムウィッチ,ラプ等により論ぜちれ最近には妹澤博士によりて詳しく研究せられた.筆者は妹澤博士によるレーリー波の分散の結果を用ひて...
表面層に伝はるレーレー型波に就ては種々の場合の計算が著者のー人に依て試みてある。又ラム教授は十年程前に板に伝はる短波長の弾性波の計算を行ひ、次に数年前にはストーンレー氏が弾性体の内部層に伝はるラブ型波...
この論文は半無限體の内部の断層面が辷る場合や切離される場合に出るレーレー波を研究する事を目的としたものである。内部に幾何學的の點があつて之れから出る波動を研究する方が寧ろ學理的であり又普遍性もある筈で...
レイリー波の位相速度の分散の様子から地下構造を推定する試みは数多くなされて来たが,数十kmのスケールで観測点を配置し,自然地震の表面波を観測して地下構造を推定する試みは,従来あまりなされて来なかった....
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波長が特に大きくない場合の近似式として,不均質媒質でλ,μ及びρが連続的に且つゆるやかに変る場合のRayleigh波の分散式を求め,次にLove波とRayleigh波の分散曲線の間の関係をしらべた.こ...
長周期表面波を解析して,地震の震源に関する情報を求める試みはいくつか行われている.これらの解析は,結局,現存の表面波発生理論が半無限平面に関するものであるので,それと比べることができるように,実際の記...
十年程前にレーレー型波が地殼の内部層に傳播し得る事を述べた.今囘はその傳播についての正確なる條件を研究して見たのである.研究結果の要點は次の如くである.(1) 波動の速度は内部層の橫波と外部層の橫波と...
对于在Rayleigh波勘探中经常提取到的多模式频散曲线,如何在理论上对其特征进行描述是一个很有意义的问题.本文根据Rayeigh波频散方程中传递矩阵具有的高频近似特征,提出了传递矩阵的高频近似分解公...
弾性表面波が地表上を伝はる理論は、1887年レーレー卿によつて提出されたが、其は波が一方向にのみ伝播する場合であった。其後1904年力学の大家ラム氏が応力函数を用ひて波が二次元に拡がる場合を研究し、而...