地殼変動の研究は測地学の発達と共に多く行われ,とくに日本では全国に拡がる水準路線の繰り返し測量によって水準点の垂直変動から明らかにされてきた.これらの垂直変動の内で日本列島およびその周辺に発生する大地震と急激な変動の関係,大地震の起らないときに進行する緩漫な変動と重力異常との相関等の再検討を試みた
第1部にのべた紫雲寺,安中,河津爆破および三宅島地震の地震動の観測結果を解析し,次のような東経139°Eに沿つた断面上における地殼構造を得た.各観測点でのP波初動から求められた走時曲線は,次のようなみ...
昭和二年の丹後地震後には、同地方に三角測量及水準測量の改測が實施された。此の論文は其の結果を整理して、丹後地方の地殻に如何なる變形が生じたかを調べたものである。主な結果は、(1)水準測量の結果から此の...
三宅島の噴火(昭和15年7月12日)に伴つて生じた地殻の變形は,三角測量の實施せられたる結果求められた所の島内にある16個の三角點の水平及び垂直方向の移動量によつて示された.この移動量について調べた結...
著者はかつて濱田から新發田に到る水準線路の變形を論じて約80km.の波長を有する隆起沈降の波の様なものがある事を指摘した.しかしこの變形が二次元的には如何なるものであるかは解らなかつた.共後宮部理學士...
沿岸段丘,河岸段丘(特に先行性流路に於けるもの),堆積面,及び侵蝕面等の變位から地殻運動を求め,そのGradientを定めた.これらの材料の内,海岸段丘は最も正しく地殼運動を示すものであり,その他のも...
陸地測量部によつて行はれすこ關西地方復舊一等三角測量の結果から、各點水平移動のdivergense, rotation. shear及strain ellipseの主軸の大さと方向を算出し其の地理的分...
三角點又は水準點の垂直變動から推定される地塊の大いさは,10km程度のものと40~50km程良のものが比較的著しく目立つてみえる.関東地方では,之に相應して,地表から20km及50kmの厚さの水平層が...
地震に伴つて生ずる地盤の隆起,沈降は,比較的急速に行はれ,裂罅等を現出することが屡々である.然るに,この地盤の運動は地震後には,漸次鎭まつてゆく傾向にあるやうである.本文に於いては,この地盤運動の時と...
地殻の變形が寄木細工の様であり、各の地塊は殆んど完全な剛體として動く様なものであるかどうかは多くの人々の興味を惹く所であろう。著者の一人は大正十三年頃別の意味に於ける地塊を力學的に考へた事もあるが、共...
波長110kmのレーリー波の位相速度を,日本および米国の各地域について求めて,それと各地域のブーゲー異常との関係をみると,図1のようになる.著しいことは,日本と米国の点がはつきり2つにわかれること,両...
ウエーゲナーの假説で假想せられるやうにシアル大陸がシマの海の上に浮んで居ると考へた揚合に,板状の大陸塊が重力的に絶對に安定であるかどうかと考へて見ると,必しもさうでない場合があり得るのである.それは次...
大陆地壳的形成及其演化是地球动力学或大陆动力学需要解决的问题.本文用一种动力学的思想论述了原始大陆的形成和原始大陆的分裂与漂移.中国科学引文数据库(CSCD)0347-52
嚢に丹後地方及び伊豆地方に於ける三角點の水平移動から地表に於ける變形の大きさを計算した際に,その大きさは大體10-5の程度のものであるが,所謂断層の出来た近所では之が10×10-5以上である事を注意し...
昭和8年3月3日の三陸の津浪を伴つた地震に關聯して,地殻の變動を調べる目的を以て,三角測量並に水準測量が行はれたが,本文に於いては,從來屢々報告したと同様な方法で,その結果の解析を行つた事を述べてある...
地壳形变是评估地震灾害和地质灾害的重要依据之一.北京及其周边地区的形变状况一直以来缺乏全面、可靠的观测数据,阻碍了对该地区这两种灾害的客观认识.本研究利用L波段InSAR形变观测数据,调查北京及其周边...
第1部にのべた紫雲寺,安中,河津爆破および三宅島地震の地震動の観測結果を解析し,次のような東経139°Eに沿つた断面上における地殼構造を得た.各観測点でのP波初動から求められた走時曲線は,次のようなみ...
昭和二年の丹後地震後には、同地方に三角測量及水準測量の改測が實施された。此の論文は其の結果を整理して、丹後地方の地殻に如何なる變形が生じたかを調べたものである。主な結果は、(1)水準測量の結果から此の...
三宅島の噴火(昭和15年7月12日)に伴つて生じた地殻の變形は,三角測量の實施せられたる結果求められた所の島内にある16個の三角點の水平及び垂直方向の移動量によつて示された.この移動量について調べた結...
著者はかつて濱田から新發田に到る水準線路の變形を論じて約80km.の波長を有する隆起沈降の波の様なものがある事を指摘した.しかしこの變形が二次元的には如何なるものであるかは解らなかつた.共後宮部理學士...
沿岸段丘,河岸段丘(特に先行性流路に於けるもの),堆積面,及び侵蝕面等の變位から地殻運動を求め,そのGradientを定めた.これらの材料の内,海岸段丘は最も正しく地殼運動を示すものであり,その他のも...
陸地測量部によつて行はれすこ關西地方復舊一等三角測量の結果から、各點水平移動のdivergense, rotation. shear及strain ellipseの主軸の大さと方向を算出し其の地理的分...
三角點又は水準點の垂直變動から推定される地塊の大いさは,10km程度のものと40~50km程良のものが比較的著しく目立つてみえる.関東地方では,之に相應して,地表から20km及50kmの厚さの水平層が...
地震に伴つて生ずる地盤の隆起,沈降は,比較的急速に行はれ,裂罅等を現出することが屡々である.然るに,この地盤の運動は地震後には,漸次鎭まつてゆく傾向にあるやうである.本文に於いては,この地盤運動の時と...
地殻の變形が寄木細工の様であり、各の地塊は殆んど完全な剛體として動く様なものであるかどうかは多くの人々の興味を惹く所であろう。著者の一人は大正十三年頃別の意味に於ける地塊を力學的に考へた事もあるが、共...
波長110kmのレーリー波の位相速度を,日本および米国の各地域について求めて,それと各地域のブーゲー異常との関係をみると,図1のようになる.著しいことは,日本と米国の点がはつきり2つにわかれること,両...
ウエーゲナーの假説で假想せられるやうにシアル大陸がシマの海の上に浮んで居ると考へた揚合に,板状の大陸塊が重力的に絶對に安定であるかどうかと考へて見ると,必しもさうでない場合があり得るのである.それは次...
大陆地壳的形成及其演化是地球动力学或大陆动力学需要解决的问题.本文用一种动力学的思想论述了原始大陆的形成和原始大陆的分裂与漂移.中国科学引文数据库(CSCD)0347-52
嚢に丹後地方及び伊豆地方に於ける三角點の水平移動から地表に於ける變形の大きさを計算した際に,その大きさは大體10-5の程度のものであるが,所謂断層の出来た近所では之が10×10-5以上である事を注意し...
昭和8年3月3日の三陸の津浪を伴つた地震に關聯して,地殻の變動を調べる目的を以て,三角測量並に水準測量が行はれたが,本文に於いては,從來屢々報告したと同様な方法で,その結果の解析を行つた事を述べてある...
地壳形变是评估地震灾害和地质灾害的重要依据之一.北京及其周边地区的形变状况一直以来缺乏全面、可靠的观测数据,阻碍了对该地区这两种灾害的客观认识.本研究利用L波段InSAR形变观测数据,调查北京及其周边...
第1部にのべた紫雲寺,安中,河津爆破および三宅島地震の地震動の観測結果を解析し,次のような東経139°Eに沿つた断面上における地殼構造を得た.各観測点でのP波初動から求められた走時曲線は,次のようなみ...
昭和二年の丹後地震後には、同地方に三角測量及水準測量の改測が實施された。此の論文は其の結果を整理して、丹後地方の地殻に如何なる變形が生じたかを調べたものである。主な結果は、(1)水準測量の結果から此の...
三宅島の噴火(昭和15年7月12日)に伴つて生じた地殻の變形は,三角測量の實施せられたる結果求められた所の島内にある16個の三角點の水平及び垂直方向の移動量によつて示された.この移動量について調べた結...