口腔扁平苔癬(以下OLP)は炎症を伴う難治性の口腔白色病変で,稀に扁平上皮癌への悪性転化がおこり問題となる.OLPの誘因は機械的刺激や歯科材料などが知られており,上皮下のリンパ球浸潤が上皮基底細胞に影響を及ぼしOLPが生じると考えらえているが,正確な病因は未だ明らかではない.また,OLPの癌化の機序にも諸説あり,未だに統一した見解は得られていない.本研究では,OLPの癌化の解明及び癌化予測因子を同定することを目的として研究を行った.1995年から2008年までの14年間に北海道大学病院を受診し,病理組織学的にOLPと診断された125例のうち54例を対象とし,臨床的背景因子(年齢,性別,発生部位等)及び,免疫組織学的検討を行った.上皮下炎症細胞について抗CD3,抗CD8,抗CD20抗体,上皮内樹状細胞は抗CD68抗体を用いて免疫組織学的に検索を行い,抗p53,Ki-67及び抗podoplanin抗体を用いて上皮の性状を検討した.54例のうち悪性転化した症例は3例であった.癌化した3例を癌化群,癌化しなかった51例を対照群とし検討を行った.臨床的背景因子では年齢,男女比に差はなかったが,発生部位において対照群では頬粘膜に好発することに対し,癌化群では舌に多くみられ,舌に生じたOLPでは,他部位に比べ癌化する傾向が高いことが示された.次に,癌化群3例と対照群51例を用いて病理組織学的に比較した.上皮下リンパ球は,CD20陽性細胞は少なくCD3陽性細胞が主体で,CD8陽性細胞が比較的多かった.CD68陽性細胞は上皮内に散在性に認められた.これら炎症に関連した細胞数や割合は,両群間に有意差が認められなかった.p53陽性細胞及びKi-67陽性細胞は癌化群で軽度に増加しているものの,その陽...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(C)研究期間: 2003~2004課題番号: 15591682研究代表者: 成田 充弘(滋賀医科大学・医学部・助手)研究代表者: 川上 享弘(滋賀医...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(B)研究期間: 1999~2000課題番号: 11694262研究代表者: 犬伏 俊郎(滋賀医科大学・分子神経科学研究センター・教授)研究分担者: ...
高血圧症は心筋梗塞, 脳卒中, 動脈硬化の独立した危険因子になっている。日本人30歳以上の成人男子の約48%が軽症を含めた高血圧症とされている。高血圧関連疾患や死亡の予防として軽症高血圧症時の血圧コン...
膵体尾部切除術は術野が体腔深く,視野がとりづらい部位にあるが,再建が不要であることから,鏡視下手術の利点を十分に享受しうる術式と考えられる.腹腔鏡下膵体尾部切除術特に脾および脾動静脈を温存する術式は平...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(C)研究期間: 1998~1999課題番号: 10671294研究代表者: 椎野 顯彦(滋賀医科大学・医学部・講師)髄膜腫は頭蓋内腫瘍のなかでも頻度...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(C)研究期間: 2003~2004課題番号: 15500234研究代表者: 工藤 基(滋賀医科大学・医学部・教授)研究分担者: 黒川 清(滋賀医科大...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 一般研究(B)研究期間: 1989~1990課題番号: 01480138研究代表者: 戸田 昇(滋賀医科大学・医学部・教授)研究分担者: 岡村 富夫(滋賀医科...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(B)研究期間: 2004~2006課題番号: 16390462研究代表者: 岡本 圭生(滋賀医科大学・医学部・講師)研究分担者: 川上 享弘(滋賀医...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(A)研究期間: 1998~2000課題番号: 10358017研究代表者: 犬伏 俊郎(滋賀医科大学・分子神経科学研究センター・教授)研究分担者: ...
2011-2012年度科学研究費助成事業(科学研究費補助金(若手研究(B))研究成果報告書 課題番号:23700609 研究代表者:松田史代(鹿児島大学・医学部・助教)本研究では、脳血管障害後、早期か...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 一般研究(C)研究期間: 1988~1989課題番号: 63570029研究代表者: 木村 宏(滋賀医科大学・分子神経生物学研究センター・教授)研究分担者: ...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(C)研究期間: 2001~2002課題番号: 13671648研究代表者: 田中 努(滋賀医科大学・医学部・助手)研究代表者: 片岡 晃(滋賀医科大...
わが国の不妊症患者は増加を続けており,それに伴い体外受精治療などの生殖補助医療(assisted reproductive technology, ART)の治療件数も増加している。女性の妊孕性は年齢...
昨今,抗血栓療法患者における歯科観血処置前の慣習的な休薬が見直されるようになり,当科でも2006年1月以降,原則非休薬の治療方針をマニュアル化して診療にあたっている。今回,当科のマニュアルの妥当性を検...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 一般研究(C)研究期間: 1991~1992課題番号: 03807153研究代表者: 岡村 富夫(滋賀医科大学・医学部・助教授)研究分担者: 安屋敷 和秀(滋...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(C)研究期間: 2003~2004課題番号: 15591682研究代表者: 成田 充弘(滋賀医科大学・医学部・助手)研究代表者: 川上 享弘(滋賀医...
科学研究費補助金研究成果報告書研究種目: 基盤研究(B)研究期間: 1999~2000課題番号: 11694262研究代表者: 犬伏 俊郎(滋賀医科大学・分子神経科学研究センター・教授)研究分担者: ...
高血圧症は心筋梗塞, 脳卒中, 動脈硬化の独立した危険因子になっている。日本人30歳以上の成人男子の約48%が軽症を含めた高血圧症とされている。高血圧関連疾患や死亡の予防として軽症高血圧症時の血圧コン...
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