不妊処理法の基礎事項として雄・雌の交配関係によって交尾・産卵および孵化率がどのように変化するかを一定環境の下で交配実験することで明らかにした. 交配に用いた雄・雌の年令(羽化後の経過日数)の異なる場合,羽化当日の雌1頭に羽化後1-7日経過雄を1頭ずつ交配し,これらが死ぬまで同居させると,精莢は1雌1本または2本で,産卵数や孵化率は雄の年令によって顕著な減少はなかった. しかし,羽化後8日以上経過雄では交尾が遅れ,雌の総産卵数は少なく孵化率が低下した. 羽化当日の雄1頭を,羽化後1-6日経過雌と1頭ずつ交配させると,精莢は1雌1本または2本で雌の総採卵数も少なくはなくそれらの孵化率には大きな相違が見られなかったが,7日経過雌を交配すると産卵数は明らかに少なくなりその孵化率は低く,8日以上経過雌では交尾が遅れ不受精卵のみを産む組も見られ,年令の影響が顕著であった. 次に1頭の雄と複数の雌の交配実験では,雄・雌1対交配で1晩同居では精莢はすべて1雌1本,3晩同居では1本と2本の場合が半半,5晩同居では1雌2本の場合が多かった. 雄1頭と雌3頭を交配し,1晩同居では3頭のうち1頭の雌のみ交尾し精莢は1本,3晩同居では3頭のすべてに交尾し各雌の精莢がそれぞれ1本であった場合と,3頭のうちの2頭へ交尾し精莢が1雌1本の場合が半半で,5晩同居では3頭のうちの2頭へ交尾し精莢が1雌1本の場合が多かった. 雄1頭と雌5頭を交配し,1晩同居ではいずれも5頭のうち1頭の雌のみ交尾し精莢は1雌1本,3晩同居では5頭のうち2頭の雌が交尾し精莢は1雌1本の場合が多く5晩同居では5頭のうち4頭の雌が交尾し精莢は1雌1本の場合が多かったが,ときに精莢2本または3本が見られ5頭のうちの2頭が未交尾という場合が...
本研究は歯肉新付着における根面のクエン酸処理の効果を明らかにし, またクエン酸処理と10%クエン酸一3%塩化第2鉄溶液(10-3溶液)処理の効果を比較し, よりよい新付着を得る可能性を探ることを目的と...
1)家兎膀胱結核に対して, SM及びINAHは共に見るべき効果を示すが, SMの方がINAHより病理組織学上の治癒機転に関する限り優れた効果を示した.PAS, TB-1はSM, INAHに比して遙かに...
京都府立大学大枝演習林内のヒノキ人工林で, ヒノキ種子の落下から, 発芽, 当年生稚樹の定着までの過程を個体数の変化や分散構造から, 定量的に把握しようと試みた。ヒノキ人工林内に20m×20mの方形区...
不妊処理法の基礎事項として雄・雌の交配関係によって交尾・産卵および孵化率がどのように変化するかを一定環境の下で交配実験することで明らかにした. 交配に用いた雄・雌の年令(羽化後の経過日数)の異なる場合...
成熟ラットの過排卵卵の卵管下降遠度と卵管内発育を観察して,過排卵卵の正常性を検索した. あわせて,過排卵卵の胎児や産子への発育能を明らかにしようとした. 卵管下降遠度はHCG後24時間では,卵管膨大部...
放射線によるいわゆる Steile Male Techniqueの基礎的研究のためにアズキゾウムシに137Csを照射する2・3の実験を試みた. (1)137Csによる不妊実験に用いる成虫は,それが蛹の...
Concerning the spawning and development of Coenobita, the records by L. A. BORRADAILE (1899, 1903) s...
本研究ではブタ卵管上皮細胞の無血清培養法を検討し,この培養法によってブタの卵管上皮細胞から産生されるタンパク質の解析と培養上清中の高分子画分の細胞増殖活性を探索した. 未成熟のブタの卵管をEDTAとコ...
この実験においては,アズキゾウムシの実験個体群を毎代DDT,マラソン,スミチオン,バイジットによって実験個体の過半数が死ぬ程度に処理し,その結果生残者およびその子孫の産卵率,生育率,性比,寿命,体重お...
1)吾が国に於いてトウゴウヤブカ(Aedes togoi)が成虫として越年し得るか否かを実験的に吟味するために野外で採集した幼虫を25℃で飼育し,蛹化した蛹を27℃で羽化させて,♀,♂成虫を夫々9,1...
本論文は筆者およびその協力者が1968年から1977年までの間に,実験動物としてのアズキゾウムシ,ハスモンヨトウおよびミカンコミバエを便用して実験観察し,その都度学会に発表し,また報文としても発表した...
水底の底質,とくにヘドロの特性を解明する目的で,まず本研究においては,児島湖,中海,八郎潟および岡山県下の瀬戸内海沿いの湾内の底質など,各地の徴粒質の堆積泥を供試して,所含酸化性イオウ含量と形態に重点...
【目的】 サイトカインには造血因子のように血流を介して遠隔臓器に作用するものとPDGF家系分子やケモカインのようにヘパリン親和性モチーフを介して分泌局所に濃度勾配を形成して作用するものがある. エリス...
泌尿器科におけるEndocrine Disrupting Chemicals (EDCs)の影響は精子数の低下,生殖器異常の増加,前立腺ガンの増加などがある.Skakkebaekらは一連の男性生殖機能...
1.オランダハツカと日本薄荷との相反交雑によつて得た種間雑種 F1の5系統は,何れも強健で生育旺盛であつたが,草丈,開花期,葉の大きさ,花の色,茎葉の花青素及び毛茸の量等所謂数量的形質に関して,相互間...
本研究は歯肉新付着における根面のクエン酸処理の効果を明らかにし, またクエン酸処理と10%クエン酸一3%塩化第2鉄溶液(10-3溶液)処理の効果を比較し, よりよい新付着を得る可能性を探ることを目的と...
1)家兎膀胱結核に対して, SM及びINAHは共に見るべき効果を示すが, SMの方がINAHより病理組織学上の治癒機転に関する限り優れた効果を示した.PAS, TB-1はSM, INAHに比して遙かに...
京都府立大学大枝演習林内のヒノキ人工林で, ヒノキ種子の落下から, 発芽, 当年生稚樹の定着までの過程を個体数の変化や分散構造から, 定量的に把握しようと試みた。ヒノキ人工林内に20m×20mの方形区...
不妊処理法の基礎事項として雄・雌の交配関係によって交尾・産卵および孵化率がどのように変化するかを一定環境の下で交配実験することで明らかにした. 交配に用いた雄・雌の年令(羽化後の経過日数)の異なる場合...
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本論文は筆者およびその協力者が1968年から1977年までの間に,実験動物としてのアズキゾウムシ,ハスモンヨトウおよびミカンコミバエを便用して実験観察し,その都度学会に発表し,また報文としても発表した...
水底の底質,とくにヘドロの特性を解明する目的で,まず本研究においては,児島湖,中海,八郎潟および岡山県下の瀬戸内海沿いの湾内の底質など,各地の徴粒質の堆積泥を供試して,所含酸化性イオウ含量と形態に重点...
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本研究は歯肉新付着における根面のクエン酸処理の効果を明らかにし, またクエン酸処理と10%クエン酸一3%塩化第2鉄溶液(10-3溶液)処理の効果を比較し, よりよい新付着を得る可能性を探ることを目的と...
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